【通話の不具合1】相手の声が聞こえづらい原因とは?
相手:「もしもし」
自分:「もしもし?ちょっとよく聞こえないんだけど?」
通話中にこのような状態になったことはありませんか?電波も良いし、落下も水没もさせてないのに突然相手の声が聞こえなくなった!こんな時は故障ではなく、意外なところで原因があります。
こちらでは、iPhoneの通話中に相手の声が聞こえづらくなった時の対処法をご紹介します。
相手の声が聞こえづらい原因とは?
通話中、相手の声が聞こえない・聞き取りづらい・雑音が入るといった状態の場合、以下のことが原因と考えられます。
- 音量レベルが小さい
- イヤースピーカーが汚れている
- イヤホンジャックに異物が詰まっている
- Bluetoothに接続されている
- ノイズキャンセリングがオフになっている
音量レベルが小さい
当たり前ですが、音量レベルが小さいと音が聞こえなくなります。「音量調整なんてした覚えないけど?」と思いきや、何かにぶつかった際や、本体を触っている内にいつの間にか音量ボタンをいじっていることがあります。
音量ボタンはiPhoneの左側面にありますので、そこで調整できます。
レシーバーが汚れている・保護フィルムが被っている
レシーバーはiPhoneパネルの上部にある細長い線のような箇所で、内部はメッシュ状になっています。ここにホコリや耳の汚れなどが付着すると、通話時に相手の声が聞こえづらくなります。綿棒や筆で軽く拭き取り、最後にエアダスターを吹きかけると綺麗になりますよ。
また、保護フィルムを貼る際に失敗して、レシーバーに被っていないかもチェック!
イヤホンジャックに異物が詰まっている
イヤホンジャックに異物が詰まっていると、「イヤホン状態」と認識され聞こえづらくなります。赤ちゃん用の綿棒や爪楊枝で、内部を傷つけないようそっと取り出してください。
Bluetoothに接続されている
Bluetoothがオンになっていると、そちらが優先されて電話が聞こえなくなることがあります。Bluetoothはコントロールセンターからオフにできます。
ノイズキャンセリングがオフになっている
ノイズキャンセリングとは、通話の際周囲の雑音を消してくれる機能のことで、iOS7から搭載されています。(iPhone5cには無いそうです…)
設定からアクセシビリティに入り、「電話ノイズキャンセリング」をオンで設定できます。
これらの方法を試しても直らない場合は、お約束の「再起動」を試してみてください。これで大抵直ります。
再起動やリセットをしてもダメだった場合は、イヤースピーカーの故障が考えられますので、一度チェックしてみましょう。
イヤースピーカーのチェック方法
iPhoneには標準でボイスメモアプリが付いていますので、これを利用してチェックしましょう。
- ボイスメモアプリを起動します。
- 真ん中の赤い○マークをタップすると録音が開始されます。
- 「テストテスト」など何か話し、もう一度赤丸をタップして停止します。
- 右上のスピーカーマークをタップして白に切り替えます。
(青ならスピーカー、白ならレシーバーから音が出ます。) - 赤丸の左横の再生ボタンをタップして再生します。
これで音が聞こえなければイヤースピーカーの故障と考えていいでしょう。
「すぐに修理に出せないけど、電話ができないのは困る!」という場合は、ちょっとやりづらいですがスピーカーモード、またはイヤホンでも通話できますよ。